日記

imitation crab meatってなんて意味?

最近、バンクーバーのお寿司屋さんでアルバイトを始めました。

そこでカリフォルニアロールについてお客さんから質問を受けました。
「カリフォルニアロールの中身は何が入っているの?」と。
「きゅうりとカニとアボカドですよ。」と伝えると、「カニってimitation crab meatだよね?」とさらに質問を受けました。

imitation crab meat
imitation crabってなんだ????

キッチンスタッフに聞きに行くも、こんな時に限って誰もいない。
お客さんの質問に答えなければと思い、予想を立ててみることにしました。
カニで浮かぶことと言えば、カニカマかワタリガニくらいです。
きっとimitation crab meatはカニカマのことだろう。けれどもカニカマを使っているのかわからない。
そこで食べた時の記憶をたどってみることにしました。
本物のカニを使っているような感動的な味でも価格設定でもないので、きっとカニカマだ!と決めて「imitation crabです。」と答えました。
「じゃあカリフォルニアロール1つ」と注文を受けてしまいました。
まさか頼むとは(汗)。
責任が重くなったので、急いでオーダーを伝えにキッチンへ行くとスタッフが戻ってきていたので、「カニってimitation crab meatだよね!?」と聞くと、あっさり「そうだよ。」との返答が。

お客さんに嘘ついてなくてよかった。
安心感とともに本当にimitation crab meatってカニカマなのかという疑問が湧きました。
調べたところ予想通り「カニカマ」のことでした!

「imitation」には模造品、偽造品という意味があるようです。
模造カニ=カニカマってことですね。
模造カニだといい印象がわかないらしく店員からお客さんにカニカマと伝える時は、Crab stickやSurimiというらしいです。
「Surimi」通じるんでしょうか。おそらくよほどの寿司通じゃないと知らないのではないでしょうか。比較対象が間違っている気もしますが「Seppuku(切腹)」も知らない人多いですし。
ちなみにかまぼこは「fish cake」というようです。

働いてみると今まで聞かないような英語に触れられて楽しいですね。