ワーホリ

ワーキングホリデー中のカナダでの仕事の見つけ方

cashier

オーストラリアのワーホリについて書く事が止まってしまっていますが、先にカナダでの仕事探しについて書いていきたいと思います。

カナダではコリアンオーナーの英語環境のお寿司屋さんのキャッシャーと映画館のキッチンでアルバイトしていました。
一般的な仕事の探し方と私と周りの子の体験を元に書いていきたいと思います。
ワーホリを考えている方や今から仕事を探す方の中には不安な方もいるかと思いますが、参考になればと思います。カナダはオーストラリアに比べてワーホリ人口も少ないので、競争率が少ない分、諦めなければやりたい仕事が見つかると思います。

給料について

仕事の探し方の前にさらっと給料に関して。
時給は基本的に最低賃金(11ドル−15ドル 2019年現在)です。キッチンなど技術があったり、一人で任せられるような仕事であれば時給は上がります。
お金を稼ぎたい場合は時給の高い州で働くか、チップを稼げる仕事で探すといいです。
友達は高級なお寿司屋さんで夜バイトをして1日でチップを90ドル稼いでいました。忙しいお店のサーバーであればそのくらい稼ぐ事も可能です。時給の2倍近い金額をチップで稼げてしまうなんて夢のある仕事ですよね。
カナダの最低賃金についてはこちらのサイトよりご確認ください。
◇参考サイト : Minimum Wage by Province

カフェやTogoショップ(持ち帰り専用)のお店だとチップは1日10ドルもらえればいい方です。キッチンは忙しい日で20ドルでした(サーバーがチップを多くもらえるお店でした、お店によってはキッチンもサーバーもみんな同じチップがもらえるところもあります)。
人気のラーメン屋さんなんかもチップが稼げると聞きます。
またまかないが出る出ないでもお金に影響しますよね。お店によっては食事休憩中も時給を出してくれるお店もあります。また1分単位で給料がでる会社もあります。

求人サイトから応募

多くの方が利用する仕事探しの方法が求人サイトだと思います。
英語が苦手でも、英語の求人サイトだけでなく日本語の求人サイトもあります。
家探し同様、人気のある仕事はすぐに採用枠が埋まるので毎日見て求人が出たらすぐに応募するのがいいです。

有名なサイトを紹介します。

日本語のサイト

○ JPCanada

バンクーバーの求人が多いです。

○ e-Maple

トロントの求人が多いです。

英語のサイト

indeed

求人まとめサイトなのでカナダのどの都市でも仕事を探せます。
またお店に貼ってある求人の情報もでるので、ドロップオフしに行くお店探しにもなります。マクドナルドなどアルバイト情報も多く大量採用を狙っている求人も多いのでチャンスありだと思います。
私の周りにもindeedでローカルの仕事をゲットしたという人もいました。

Craigslist

コミュニティサイトなのでカナダのどの都市でも仕事を探せます。ファームジョブなどのシーズンジョブを探すのにも便利です。
求人以外にもいろいろな情報が得られます。

ホームページからの求人の場合、町を移動する前に仕事をゲット、早ければカナダに行く前から仕事を決める事もできます。

海外だからと行って、英語のサイトを使わなくても、英語環境の仕事が日本語のサイトにも載っています。ただ日本人が欲しくて日本のサイトを利用していることもあり、マネージャーは日本人の働きぶりを期待しているところがあります。英語環境であっても海外らしいのんびりとした雰囲気で仕事はできないかもしれません。

私がゲットしたお寿司屋さんの仕事はかなり忙しく人も足りていないのでスパルタ気味で何度も泣きそうになりました。英語は上達できたのかなとは思いますがきつかったです。
また英語に自信がない場合はネイティブの人と数人の枠を競っても落ちてしまうことがあるので、大口の採用枠を狙うといいです。
求人サイトの場合、採用枠が1人、2人程度の事が多いので倍率が高い気がします。

レジュメ(履歴書)をドロップオフして直談判

ドロップオフは直接お店に行ってレジュメを渡す事です。街を歩いていて見つけた気になるお店に直談判です。普通の事なので運良くマネージャーがいて興味を持ってもらえればその場で面接、採用なんてこともあります。いなければレジュメだけマネージャーに渡してもらえるようお願いして帰ります。場合によってはまた訪れます。忙しい時間は迷惑で逆効果になるので、暇そうな時間を狙って訪れましょう。

人数が足りていて求人がない場合もあるので根気よく探す必要があります。
上記で紹介したindeedで気になる求人を見つけたらレジュメを持ってお店を訪れるのもいいです。
友達は2人この方法でティムホートンズの面接をゲットしています。一人は採用もされています。もう一人は週一希望だった事もあり不採用でした。
また観光地などでシーズンジョブをゲットする場合、その町に前乗りして求人が出る頃にレジュメを配る人も多い気がします。
ファームジョブは車でファームを回って仕事をゲットしている人もいます。

電話する

気になるお店に電話して求人があるか聞いて仕事をゲットします。
いきなり英語で電話なんてなかなかの強者もいるんだなと思いましたが、知り合いは電話で面接の約束をしてその後、採用されスーパー(T&T)で働いていました。その他、何件か面接・採用まで行ったらしいので電話でも充分仕事探しが行えます。ドロップオフしづらいお店やレジュメを配って門前払をくらうよりはダメージも低くていいかもしれませんね。ローカルの仕事をゲットしようと思ったら、お店によっては電話で採用の連絡がくるわけですし電話を恐れてはいけないのかもしれないですね。

ホームページから応募

「求人サイトから応募」と少し似ていますが、働きたいなと思う企業のホームページの求人(career)から応募します。


人気のスターバックスなんかはレジュメをドロップオフしに行ってもホームページから応募してくださいと帰されてしまうこともあるようです。それならば初めからホームページから応募しておけば手間が省けますよね。(スタバはカフェ経験者じゃないと返信がこないと噂で聞きました。)

割と大きな企業を狙う場合ホームページから応募するのは良い手な気がします。私も実際この方法で映画館の仕事をゲットしました。
大量のバイトを採用してくれることもあるので受かりやすいと思います。マクドナルドも採用に力を入れる時期に当たると受かりやすいんだとか。
ただ大量に効率よく採用したいからという理由でグループ面接の可能性もあります。大量採用なので英語を使わなくてもいいポジションで採用してもらえるかもしれないのできちんとした英語が話せなくても周りの人とコミュニケーションを取れる事をアピールして採用を狙いましょう。

私の場合、なんとなくカフェで働きたいなと初めは思っていましたが、コーヒーよりお茶派だしなと考え直しました。そしてどうせ働くなら自分の好きな環境で仕事をしようと思い映画が好きなので映画館を選びました。求人サイトでは求人を見かけなくてホームページを見たら求人がたくさんあって応募してなんとか採用されました。仕事を探す前に自分の好きな事・ものを突き詰めると意外と穴場で仕事がもらえたりすることもあるんだなと思いました。好きなことなら少し嫌な事があっても頑張れますしね。
大手だからなのか返信がなかなか来ず、連絡がくるまで再度応募したりして2週間ほど待ちました。採用されるまでトータル4週間弱かかっておりプロセスはだいぶゆっくりしているのでお金に余裕があったほうが良いかもしれません。

友達に紹介してもらう

字のごとく、友達に紹介してもらいます
友達が仕事をやめて帰国するタイミングなんかは、ちょうど人が足りなくなるので狙い目です。マネージャーもいちいち求人を出すのは面倒でもあります。私も帰国前に友達何人かに紹介し、みんな採用されていました。

他の友達はケベックが公用語がフランス語でまったく話せないので一度仕事探しを諦めたけれど、諦めきれず現地の友達に相談したら仕事を見つけてくれたなんて話を聞きました。
友達の紹介も割と当たり前に行われているのでネイティブの人と知り合ったらどんな仕事をしているか聞いてみると良いと思います。カナダ人は嫌な思いをしてまで働かない印象なので良い仕事を知っていると思います。なおかつ学生なんかはバイトより勉強や遊びを重視する人も多いため辞めるのも早いので空きが出るのも早いと思います(笑)。

エージェントに紹介してもらう

ワーホリ前に留学エージェントに相談に行かれることもあると思いますが、現地にオフィスがある場合、仕事について聞いてみると場合によっては同じワーホリ中の人の仕事を紹介してくれたりするのでせっかくなので聞いてみましょう。オーストラリアでは有料で仕事を紹介してくれるエージェントがたくさんあったのですが、カナダでは見かけませんでした。

カナダにも派遣会社なんかもあるのですが、私が聞いたところはオフィス系もあるようでしたが肉体労働系が多かったです。男性にいいかもしれません。ただ日単位で知らない現場に行ったりするので英語のレベルはかなり高いと思います。気になる場合はtemp agencyやjob agencyなどで検索してみるといいです。

ジョブフェアに行く

シーズンジョブのツアーガイドの仕事なんかは夏の忙しくなる前の春頃にツアーオペレーター説明会というようなジョブフェアを日本人向けに開催していました。友達はジョブフェアに参加してツアーガイドの仕事をゲットしていました。ツアーガイドの求人はネットでもでるのですが、まとめていろいろな都市の仕事内容を聞けるのはラッキーですよね。

また企業によってもジョブフェアを開催しているようで、T&Tもジョブフェアを行っていました。

また社会人の方は今までの仕事を活かして働きたいなんて方もいるかと思います。そんな方はジョブフェアがあれば足を運んで直接企業と話してみるのも有効な仕事探しかと思います。
Googleで○○ job fairと気になる職種を検索してみて情報を入手してみてください。

終わりにいろいろ

レジデンスビザを狙う場合は自分と同じ条件でビザがおりた人がいるか面接時に確認するようにしましょう。また州によってビザがもらえる難易度が変わるので専門家に相談しておくのも良いと思います。ビザを出すと言って働かせて、最終的に出さないという職場もあるようなので気をつけましょう。またかかる費用も念頭に入れておくと良いと思います。
参考サイト:1週間から行けるセブ島留学【MeRISE留学】

私は6回カナダのバンクーバーで面接していただきました。3社採用していただき、1社は時間が合わず辞退しました。落ちてしまった3社のうち1社は私の英語力と経験のなさの問題でした。残り2社は何が原因かは聞けていませんが、どの仕事も週4日以上は働いてもらいたいと言われました。
働いていた寿司屋のマネージャーの話では英語ができないのであれば週5は入ってもらいたいそうです。英語もできなくて経験もなくて週2、3回だと仕事を覚えて使えるようになるまで時間がかかるため嫌なんだそうです。ましてやワーホリビザですしね。
ただ週5日働ける場合は思い切ってチャレンジしてみると良いと思います。週5日働けない場合は日本でしていたアルバイトなどの経験を活かすと採用されやすいように思います。
以前ワーホリでも面接に呼ばれる英語レジュメの書き方と例文集!という記事を書いたので合わせて読んでいただければと思います。

ワーホリまで時間があり英語が不安な方は英語の勉強に力をいれてからワーホリに挑むのも良いと思います。

今思えばビールが好きなのでブリュワリーでも働いてみたかったな。悔いのないワーホリ生活を!

おすすめサイト:かしこく、サクッと、留学。「スマ留」
おすすめサイト:1週間から行けるセブ島留学【MeRISE留学】