ワーホリ

日本人はパーティに行かないと思われていた(カナダワーホリ)

カナダでワーキングホリデーをしていた時に、日本人はパーティに誘っても来ないという印象を持たれていたというエピソードです。

カナダでは映画館でバイトしていたのですが、アルバイト先の人たちは学生が多くよくパーティをよく開催しているようでした。

私は誘われることもなくバイトをしてから3ヶ月ほど経った時に初めて、職場の女の子がジャマイカに帰国するということで当日たまたまその子に会いフェアウェルパーティー(さよなら会)に誘われました。
イエスマンなので、その日私は遅番でしたが仕事を終えてからの深夜一時にパーティに参加してきました。

カナダでははじめての海外らしいパーティでした。
クラブミュージックかけて、テキーラ一気飲みして、お酒たくさん飲んで、怪しいタバコ(カナダでは合法)を吸って、みんなで踊り狂っていました。
さすがに深夜1時ということでみんなかなり出来上がっているようでした。

私は仕事終わりなので、その勢いにはついていけず。
テキーラ飲んで早くハイになりなよと勧められましたが明日も仕事だしでビールにしました。

そしてはじっこのほうで様子を見ているとアニメ好きな同僚の友人に話しかけられ、片言の日本語で私の相手をしてくれました。
なんとか居場所ができて安心していると、別の同僚に「お前はすうのか?」と聞かれました。
私は基本的には人の誘いは断らない主義なので、「Yes」というと。「こっちにこい」とベランダに連れて行かれました。
すると数人が輪になって怪しいタバコを回してすっていました。え、君も吸うのって人もいて驚きました。
これが噂のやつかと回されてきたタバコをちょっと吸って次の人に回しました。
運良く?それが最後の怪しいタバコだったようで、特にハイになることもなくその日は2時間ほど滞在したらUberで帰る人に便乗して家に帰りました。

それからしばらくして、誘えばくる人としてみなされたのかパーティに誘ってもらえるようになりました。
そこで台湾人の女の子に「あなたは変わってるわね」と言われました。
「なんで?」と聞くと「日本人はパーティに誘っても来ない」と言われました。
「そんなことないでしょ?」と聞き返しましたが、「誘ってくるのはあなたが初めてだ」と言われました。

確かに、怪しいタバコにお酒ときたら敬遠してしまうかもしれないですね
ドラマでしかみたことないような「truth or dare(真実か挑戦)」もパーティではやることもありましたし。
ただパーティに行ってみて気づいたのは、嫌なことは断れるということです。
怪しいタバコは吸うか聞かれたし、テキーラもいらないと言えば注がれなかったし、注がれても飲みたくない人は机の下に隠したりしていました。Truth or dareもTruthを選んでも「その質問は嫌だ」とか交渉していたし。帰りたいと思えば帰れるし。
ゴシップガールのような展開もなく思った以上に平和でした。
みなさん学生の集まりなので怪しいタバコは高いこともあってか数本をみんなで回して吸う程度でしたし。

それに日本人の前にパーティに来ない人はカナダ人だろうとどこの国の人だろうと参加しなかったですね。結局人によるってことですよね。
でも日本人はパーティに来ないと思われているんだなと驚きました。