英語やプレゼンの勉強でおなじみのTED Talks、そんなTED talksを勉強がてら見ていると、たまに心奪われるプレゼンに出会います。
エミリー・ワプニック(Emilie Wapnick)さんの天職が見つからない人がいるのはどうしてでしょう?というプレゼンもその一つです。
彼女のプレゼンの話で私がちょっと救われたので、英語のモチベーションにもつながるかなと思い少し書きたいと思います
What do you want to be when you grow up?
(大人になったら何になりたい?)
という質問から始まるこのプレゼンは将来なりたいもの、やりたいことがありすぎて、きっとこれがやるべきことだ!と思っても最終的には飽きてしまって何にもなれないのではないかと悩んだことがあるエミリーさんのお話です。
やりたいことがたくさんあるのになぜ1つに絞らなければならないのか、一つのことに身を捧げられない自分はおかしいのだろうかと悩んだ末、そんなことはない我々はマルチ・ポテンシャライトなんだという思いに至ったようです。
What you are is a multipotentialite.
(あなたはマルチ・ポテンシャライトなのよ)
マルチ・ポテンシャライトな人には得た知識を組み合わせて新しいものを創造することができたり、初心者であることに慣れているので迅速な学習力をもっていたり、適応力があり仕事にだって活かせると彼女は語っています。
少し私の話ですが、海外に行ってみたい、日本語以外も話せるようになりたいという好奇心で仕事をやめてワーキングホリデーに行くと、帰国するとキャリアというものは奪われます。
帰国しても海外で学んだことを評価してくれる企業はなく、帰国してからは以前と同じかそれ以下のキャリアで働く人も多いです。
私もワーホリに行って以前よりは成長したと感じるのに特に何も評価されることはなく、行く前からワーホリはそういうふうに思われるものだと思っていたもののなんとなくもやもやと生活していました。
そんな少し悩んでいた私にやりたいことをやってマルチ・ポテンシャライトな人として生きれば良いのかと、同じような人がいっぱいいるんだと勇気を与えてくれました。彼女がいうほど優秀なマルチ・ポテンシャライトではないけれどそういう考え方があるのかと思うとモチベが上がりました。
なかでも居心地の良い場所から一歩踏み出すことを恐れないという言葉にぐっときました。
私がワーホリや海外留学に行く前はできなかったことであり、今ならできることの1つで自分が成長したと思えることでもあるからです。
私も何かのエキスパートにならなきゃと思っていましたが、どうどうと自分らしく楽しく生きていこうと思えました。
TEDは英語の勉強にやる気の出ない時、いわばモチベが下がっている時に見ることが多いので良いプレゼンに当たるとモチベも上がって英語の勉強にもなっていいことづくしです。
謎な記事になってしまいましたが、エミリー・ワプニックさんの声が好きで何回でも聞けるわたしのおすすめTED Talksのプレゼンを紹介してみました。