英会話

スクールカーストで使われている英語を調べてみました。

こんにちはまるかチップスです。

不快に感じる内容の記事かもしれませんので、自己責任でお願いいたします。

はじめに

少しネットサーフィンをしていたら、アメリカの学校(主に高校)でのヒエラルキーの図を見かけました。日本でもスクールカーストというと聞いたことがあるかと思います。

参考サイト:wikipedia | ジョック(jock)

こういう英語(言葉)もあるのかと思い気になったので調べてみました。

 

School casteという英語

まずはじめに、School caste(スクールカースト)という言葉はあまり英語圏では使われいないように感じました。
というのも検索しても日本のサイトばかりで全く検索にひっかかりません。
海外ドラマのGleeでスー先生が使ってたりするので、通じる言葉かとは思いますが、あまり日本で言うひとは見かけないですしそんなかんじなのでしょうか。あまりいい言葉でもないですし。
まだ比較的「High School Stereotype(高校でのステレオタイプ)」という言葉の方をみかけました。
What is Your High School Stereotype?(あなたは高校でどんなタイプ?)というような診断テストのサイトもけっこうあって試しにやってみました。
結果、私はThe Lone Wolf(一匹狼)でした。

では調べた内容を書いていきます。

 

□Jock(ジョック)

まず人気者の頂点と言える男性のことをJockといいます。
運動選手という意味の単語でときには運動バカなんかとして使われれいます。
爽やかスポーツマンといった感じでアメリカではアメフト選手、特に注目の集まるクォーターバックをやっている男の子が人気なイメージです。

 

□Queen bee(クイーン ビー)

Queen Beeは女王蜂を意味する英語です。
女性の人気者の頂点を指しています。
海外ドラマなんかをみていると主にチアリーディングをやっていて、前述のJockと付き合っている女の子です。
Jockしかりですが、別にチアリーダー(アメフト)でなくてもファッションリーダーだったりお金持ちだったりでもなれるようですね。
海外ドラマゴシップガールなんかを見ているとそんな感じが伺えます、
登場人物のブレアは「Queen B」なんて呼ばれていましたしね。
今思えばBeeとブレアのBをかけておしゃれに表現していたんでしょうかね。

 

□Sidekicks(サイドキックス)

仲間、親友を意味する英語のSidekicksです。
JockとQueen beeの取り巻きのことを言うようです。
学校生活以外でもSidekicksは使うことができます。例えばシャーロックホームズの相棒のワトソン博士。日本のドラマ「相棒」でいえば右京さんさんの相棒、冠城さんがサイドキックスといったところでしょう。

 

□Pleaser(プリーザー)

おねだりを意味するPleaseからきている言葉Pleaser(おねだりする人)です。
女ならQueen beeからものや力を貸してもらうようにねだったり、
男ならJockに言われたことを他の人にお願いやってきてよとか、お金貸してよ,pleaseとお願いしたり。

pleaserを使った英語にcrowd-pleaser(大衆を引き付ける人)、kid pleaser(子どもを喜ばせるもの)、people pleaser(他人の言いなりになる人)なんてのもあります。

 

□Wannabe(ワナビー)

英語で「(有名人・人気者に)なりたい人, かぶれた人」を意味するwannabeです。
学園生活でいえば主に女の子が虎視眈々とQueen beeの座を狙っている子なんかを指します。

関係ないですがwannabeで思い出すのはSpice Girlsの「Wannabe」という曲ですね。
元気でちょっと上から目線でかわいらしい、あんな感じな子がwannabeなのかもしれないですね。

 

□messenger(メッセンジャー)

学校での意味としてはパシリとしてmessengerは使われているようです。
Pleaserに指示される側ですかね。

海外ドラマのゴシップガールではダンの妹ジェニーが初めの頃、そんな感じでしたね。

 

□Preps(プレップス)

preparatory schools(名門私立高校)の略語で、お金持ちを表す言葉のPrepsです。
Preppy(プレッピー)ともいうようです。
いいとこのお坊ちゃんとかぼんぼんとかそんな感じです。

ゴシップガールの主役の人たちほぼPrepsじゃないですか。
プレッピースタイルとかいうファッションのジャンルがあったんですね。
ブレアとかセリーナおしゃれでしたものね。

 

□Slacker(スラッカー)

Slacker単語の意味は「(仕事をしない)怠け者、サボり屋、怠惰な人、責任回避する人」とありました。
学校的にはひとことで言えばバカなやつとなります。

Slackerで調べるとHow I Went From Slacker to Star Student(どうやって私はスラッカーから優れた学生になったか).のようにSlackerにはおバカな意味合いが感じるので、学園生活中以外にもおばかな感じの意味としても通じるのかもしれません。

 

ここまでが一応上位のヒエラルキーとなります。
以下は下位層のヒエラルキーとなります。

 

□Nerd(ナード)

「まぬけ、どじ、変わり者、専門ばか、オタク、マニア」などの意味を持つNerd
学校的には冴えない感じの人をいうようです。負け犬という意味でLoser(ルーザー)ともいいます。
系統によって細かく分類されていて種類が多かったのですが、すでに結構な長文なので、後日書きたいと思います。

 

□Target(ターゲット)

「【非難攻撃などの】標的、的」を意味するTargetです。
スクールヒエラルキー的には上位層からのいじめの対象となります。

海外ドラマのGleeではよく主人公のレイチェルがスラッシーというフローズンドリンクを顔にかけられています。
ゴシップガールではブレアが急に仲間から無視されたりしてターゲットになることから誰であれ、ターゲットになり得るようです。

 

最後に

アメリカでは現実を当たり前に表現していてすごいなと海外ドラマのGleeを見て思ったことを覚えています。
主人公たちは自分たちのことをLoserだと言っていますし。

いろいろ考えさせられました。