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先輩を英語でなんていう? そもそも先輩って言わない?

こんにちは。

先輩って英語でなんていうか知っていますか?
早速答えですがそれは「Senior」です。
senior
だがしかし、実際に先輩という英語が使われているかというと微妙です。

私が初めてそれを聞いたのは、ワーホリ中にシェアメイトである日本人と複数のアジア人たちとご飯を食べていた時です。

日本人のシェアメイトが台湾人や韓国人に職場の先輩について話している時に使われていました。
「Senior」が先輩だという意味を知らなかったので、シニアってそれ呼んで失礼なんじゃないの?と思っていましたが。Googleで調べてみても先輩を意味する英語は「Senior」。そしてついでに後輩を「Junior」とGoogle翻訳の結果では表示されます。

Seniorの意味は年上、年長者、上級者と言った意味ですし先輩がSeniorで間違いないようです。

ただ今回私が記事を書くに至った理由としては、カナダの映画館でアルバイトしてみて「Senior」と使われているのを聞かなかったからです。
例えばトム先輩がいたとして、Senior Tomなどと相手を呼ぶことはありませんでした。呼ぶ時は「Tom」です。
強いて言うならば、ふざけてなのかBossと呼ぶことがあるくらいです。
私も自分より先に入った先輩である同僚が1ヶ月ほどバケーションで休んでいる時に職場のルールが変わってやり方が変わったと教えたところ「Yes, Boss.」と言われ、いやいやBossじゃないし、みたいな冗談混じりの会話をしたことがあります。

ちなみにManagerなどの役職がある人に向かってもTom Managerのように呼んでいるのは聞いたことはありません。相変わらずTomです。私もバイト先の映画館の館長のことをRichardと呼び捨てにしていました。
たまーに指示を受けた時に返答で「Yes, Boss.」と使っているのを聞くくらいです。
上司だろうが、なんだろうが名前を呼び捨てに変わりないですし少し前に入ったからと言ってその人がSeniorとして呼ばれることや態度が変わるようなことはありませんでした。強いて言うなら先に働いている人のほうが仕事を知っているだろうと思う程度です。先輩(年上、先に仕事を始めた)が仕事をやって欲しいと言っても、やりたくなければやってはくれません。
ちなみに研修の時に教えてくれる人は「Trainer」ですが別にTom trainerとは呼びませんし、話し方も特に普通です。

と言った具合に先輩というよりは役職だったり、Bossが使われている気がします。
日本のような先輩の概念はネイティブにはないように思います。
まぁ日本にいても先輩と誰かのことを呼んだことはないのですが、意識的には先輩の言うことは聞こうなどあると思います。

ではどんな時にSeniorやJuniorが職場で登場するのでしょうか、私が見かけたのは求人です。
Senior manager、Senior Director、Senior Consultant、などです。またJunior Project Manager、Junior Brand Managerなどもあります。Junior ManagerとSenior ManagerがいればSenior Managerのほうが偉いとわかると思います。給料もSeniorのほうが高いですし。juniorはseniorの補佐となるようです。
たまにSr.Managerのようにseniorを略しているのも見かけます。Jr.は知名度が高いと思いますが、Sr.は私は知らなかったので勉強になりました。
また先輩といえば学校ですが、学校絡みでいえば、Junior high school(中学高)と比較してSenior high school(高校)と使われたりもするようです。アメリカでたまに使われる程度らしいです。
参考サイト:https://en.wikipedia.org/wiki/Secondary_school

なんとなく一種のレベル分けの際に使われているようですね。
仕事でいえば若い子でもsenior managerに受かればなれますからね。
海外の上下関係は役職で決まる気がしますが、それにより態度が変わるという感じは日本に比べれば弱い気がします。
また一個人のことを先輩と呼ぶことはない気がします。

私はアルバイト程度でしたが、特に上下関係を感じることなく働けました。年齢もしかりで30過ぎの私は10代の人たちと働いていましたが、特に敬われたことはないですし、態度が変わっている感じはありませんでした。年齢による先輩のような概念もないように思います。
そもそも先輩ってなんなんでしょうね(笑)。